こんな風に恋愛経験少なめの方は心配になり疑問に持たれたことはありませんか?
異性との交際経験が有るか否かが果たして「結婚の質」に対してどんな影響があるかについて考えてみました。前置き無しに、バシッと私たちなりのストレートな回答を出してみたいと思いました。
「恋愛の経験値や有無は最終的に<結婚の質>に直結するわけではない」という一つの答えをまずお伝えしたいです。恋愛経験がたくさんあるから上手くイク、恋愛経験が無い又は少ないから上手くいかない、なんてことはやっぱり関係ないということです。はい、では説明しましょう。
何だかカッコつけた言い方で解説させて頂きますと笑・・ まず結婚というのは情熱があるふたりの関係さえあれば成り立つような「人生の点」ではありません。 一緒に暮らし何十年もの長い時間を掛けて、いくつもの山を登り越えて支え合うというような「人生の長い波のような線」ですから「お互いを理解し尊重し助け合う努力をする姿が何よりも大切」が基本だと思います。 そしてこれは異性との交際経験というよりは、人間関係全般に関わる経験値や能力や価値観によってつくられるものだと思うわけです。相手を尊重するために、時には自分の感情を抑えたり我慢したりする。少し似た例を挙げてみますと・・職場では組織のなかでバランスを保つために自分の役割を考え行動したり、取引先への遣り取りは利害を考えて折衝しますよね。 ですから結婚生活は異性交際経験値の有無よりも、社会での経験値とバランス力があれば婚活に挑戦、順応してゆくなど、ちゃんと結婚できると思っています。
そして年齢別に考察してみても「20-30代ならば、お互い助け合いながら物事を挑戦できるか?」「40-50代ならば、お互い許し合えるかどうか?」と言えます。
したがって異性との交際経験がなくても、心地よい幸せ感のある結婚生活を築くために、やっぱり「相手を尊重してコミュニケーションを大切にしたいと考えられる信念、意識や姿勢」があれば絶対幸せな結婚生活が向こう側に待っている気がするんです。さらに結婚生活にある様々な困難を支えてくれるのは、両親・家族や友人や趣味での喜びや人生の責任などであって、やっぱり恋愛経験の有無ではないと思うわけです。どうでしょうか共感頂けますか??
そうかなぁ ホントかなぁ と何だか腑に落ちない方へ 少し捕捉的に伝えさせてください。「恋愛経験値の有無で影響があること」を否定せずにちょっと考えて捻り出しました。
それは、恋愛経験がある方は「男女は違うイキモノ」を少し知っています。異性として相手は自分とは違うイキモノである、ことに対してどうやったら理解しあえたり距離を置いたりしながら上手くいく?を知らず知らずのうちに経験している」という経験値の違いがあると思うわけです。男女が一緒に居る喜びや幸せも知っている。「好き」という感情はいろいろなモノを超えますね。自分が化学反応を起こさせられる。多分たくさんの駆け引きもあるかもしれません。したがって異性と同調できるコミュニケーション能力が身に付いたはずです。共感したり、一定の距離を持って維持したり、傷ついたり、人生の喜びを感じたり、そうですよね。つまり異性である相手を読み取る/観察する/信じる ことができる夫婦の到達点へ向かうスピードについてだけは恋愛経験値により少し速いかもしれません。 何となくわかりますか?
さてやっとそのためのポイントを紹介する順番になりましたぁ。
❖「相手の本当の姿を知る」ためにコミュニケーションを深める努力は最も大切だと断言できます。結婚を考える際に重要なポイントを紹介しますね。
- 価値観を深く知る
・お互いの価値観(お金の使い方、家族観、仕事観、子育て観、老後の過ごし方など)を確認し合うこと。自分と違っても否定しなくてイイです、ゆっくりと分け合えればイイと思います。
- 衝突を乗り越えるスキルを準備する
- 意見の不一致は必ずあります。衝突が起きた際に感情的にならず冷静に対処できる?ケンカしても仲直りできる?
- 相手の立場や考え方を理解する努力が本当に大切、一方で自分の意見を適切に伝えることも大切です。
- 信頼関係の構築を最優先で意識すること
- 言葉だけでなく、とれに伴う行動で家族としての信頼を築けます。
- 小さな約束を守ることや、誠実な態度を示し続けることが大切です。
- 相手の家族や友人との関係も大切にしてあげる
- 結婚を二人だけの問題と捉えるのではなく、家族や友人との関係にも大きく影響を与えます。幸せ感も倍増します。
- 自分自身の理解と自己成長
- 自分の強み・弱みを理解し、相手もおなじ。許し、助けることが支えになり一緒に成長することで絆になります。
- 結婚後も「自分自身の人生」を楽しむことが二人の良好な関係につながるし、相手にも同じように考えてあげる。
婚活の交際では、これらのポイントに置いて相手を知る作業をしてください。結婚生活を築く土台が整うはずです。
そして もうひとつ・・・
❖恋愛経験がない方へ 少し切り口を変えて婚活するためのアドバイスをさせて頂くポイントを整理しました。
- まず最初に自分を知ることが大切です
婚活は自分探しみたいな作業でもあります。結婚生活のなかでどうしたいのか?何は譲れないのか?ゆえに自分自身を深く知ることが大切です。相手との共通点や理想の未来像を明確に伝え合えることができれば、相手とのコミュニケーションがとてもスムーズにできます。
- コミュニケーションを練習する
婚活では積極的にコミュニケーションを取る場でもあります。相手の話に興味を持ち、知り合い、自分の意見や感情を伝えることが大切です。「よく聞く(受け取る)、丁寧に伝える(投げる)」という会話のキャッチボールのようにならなければなりません。一方的ではダメです。自信がない場合は私たちと練習しましょう。
- ポジティブな意識を持つこと
婚活は人生において挑戦的な一面もありますが、失敗や落ち込みを二人で乗り越えるポジティブな姿勢が成功への近道です。相手との「ご縁」を受け取り、出会いを楽しむ気持ちを持ちましょう。
- 相手の良いところを見つける
交際の中で相手の良いところを見つけ、それを褒めたり認めたり言葉で伝えることが大切です。最初は自分とは違うことに目を向けないスタートを切ることで関係が深まっていきます。
【総括】
婚活では私たち婚活のアドバイザーだけでなく、周囲の友人や家族に相談したり、周りに人を利用したりすることで、新たな視点やサポートを受けることができるはずです。いろいろと理論的なアドバイスをしても実際にはその通りに行動できないことや考え付かないこともあるはずです。悩んだり経験豊富な人たちからの助言や支援は、いちど信じて受け入れて練習してみましょう。ひとつひとつ一緒に挑戦してゆきましょう!
湘南縁つなぎ結々 古里彰康/麻紀子