海を歩くカップル

あるなら教えて【新婚生活がダメにならない方法!】

最高のパートナーと巡り合えた高揚感と期待感でいっぱいなはずなのに、なぜだか新婚生活が心配。本当は憧れていたはずの新婚生活もいざ実現するとなると全部不安になる。そうです二人で暮らす生活はそう簡単なわけがありません!!
しかし想像すると不安に思ってしまうのは じつは「とっても正常」です。

・・・ 結婚30年の私たち夫婦からのリアルアドバイスをどうぞ参考にして頂きたいです!!

どこまであなたなら許せる?受け入れるチカラ!些細なことは出来れば無視する。

婚活をしてパートナーと巡り合えれば、ホントに急に新婚生活が来るわけです。もし同棲経験がない方にとっては「一緒に暮らす、お互いの生活習慣の違い」にびっくりするなんてコトは当たり前だとまず思ってください。交際段階で事前に色々な質問攻めにしてきたにしても実際に一緒に暮らすとなる幻滅サプライズさえあります。素敵なことばかりではないことは、大人だから想像していたとは言え。。。です。
一緒に暮らすということは、今までデートしていた表の顔とその舞台裏の顔を直視することになります。 交際していたときには分かるはずのないパートナーの普段の振る舞いが全部見えることになります。朝起きてから寝るまでたくさんの場面で「違いを感じる」ことになります。

例えば・・ちょっとした違いを感じるのはこんなことでしょうか。
・仕事へ出掛けるまでの朝のリズムが違う
・きちんとしたいコト、別に気にしないコトの基準が違う
・お気に入りのテレビ番組やYoutubeの志向が違う
・一緒に料理をつくると使う調味料が違う
・洗濯物の干し方、たたみ方や柔軟剤のちょっとした好みが違う
・掃除の頻度や仕上がり具体が想像していたのと違う
・ごみの分別の段取りやレベルが違う
・食器の洗い方やレベルが違う
・家の中に存在するモノの定位置が違う
・冷蔵庫に常備したい飲み物が違う
・リラックスしたい時間のすごし方が違う

こんな風に色々ありそうですが、ふと冷静に考えてみると・・・当然のことながら結婚するまでの長い間、それぞれの家庭で培ってきた生活習慣は、その人の生活にしっかりと染み付いているわけです。つまり結婚生活とは違う文化背景を持った方と一緒に暮らすというコト、だと考えてみると腑に落ちませんか?

それにも関わらず相手との違いをひとつひとつ指摘しあったり、注意しあったり、だってこれが正しいでしょ、なんてしているとたちまちケンカが増えて夢の結婚生活はガラガラと音を立てて崩れていきます。
「今一緒に生活しているのは自分と違う環境から来た人。だから違って当たり前」という意識をもって、相手との違いを認めて、受け入れ、許す 心構えが大切です。

❖自分の文化(家庭環境による行動)を結婚相手に無理強いしない!

きっと人は皆「自分の行動が当たり前」と思って相手に対して「それは違うんじゃないか?」と指摘してしまったり、自分に合わせてもらおうとして「こうして」と相手の行動を強要してしまうことが多いのでは?と思います。もちろん二人が譲り合えることがベストですが、相手に無理強いをすると不満や負担が溜まっていき、確実にふたりでストレスを背負うことになってしまいます。

出来ることならば生活を始める際に冷静な時に二人で話し合い、新しい価値やルールを作ってみてはどうでしょうか?これがベストです。 強要しないということを心がけ「相手から譲ってもらったならば今度は自分が相手へ譲る」というような思いやりを持てば、そう難しいことではないはずです。 結婚生活はすべてにおいてお互い様なわけです。

お見合い結婚だからこそできる! 二人の約束(生活ルール)作りは二人が最高潮のアツアツの時こそ、決められるとイイですよ! お互いが一番譲歩しやすい時期ですよね!

❖相手に「言えない」ままで我慢し過ぎると爆発します、だからこの2つをもとに話してみてください!

この我慢し過ぎがとっても心の負担になります。どちらかが受け入れずにいると解決せずに我慢する状態が続いてしまい、ついには爆発して最悪は離婚なんてことになってしまうかも。。そんなことを想像をすると「相手に言えない」「相手を分かろうとする姿勢がない」という状態は最悪です。心の負担が膨らんでしまい悪い威力が強くなる前に解決するというのは非常に大切なコトだと理解してほしいです。

もう少し解き明かすと・・・例えば買いたいものや行きたい所に行くのを我慢することは「時間がとれない、経済的に難しい」という現実的な理由があるので我慢もできますが、「怒らせるのでは?」「嫌われるかも?」「気まずい空気になって面倒くさいかも?」という理由で押さえ込んでしまうと、いつまでも我慢した方の胸の内に残り、しかもずっと積み重なると、不満が溜まりに溜まり「爆弾」が爆発すると・・・

「私は、こんな我慢しているのにそっちは何なの!!」
「べつに我慢してほしいなんて頼んでないのに!!」
「あなたのためを思ってしていたのに!!」
「それを言うなら、〇〇をもっとこうしてよ!!」

相手を想い我慢するコトと、面倒くさいから自分さえ我慢すればいいコトは 混同しがちなのですが、感情が違いますね。 それでは「相手を傷つけず、怒らせずに、自分も我慢を溜めず・・言いたいことを相手に伝えるにはどうしたらよいか?」について2つのポイントを紹介します。

<1>まずは「私はこう思うのだけど」「私はできればこうしたい」と自分の考えを伝えることです。あくまでも自分の想い・それはどうしてなのかを純粋に伝えるコトが大切です。自分が考える自分の想いですから、この段階では相手も反論しようがありません。

<2>決して「あなたのここが駄目」「何であなたはこうなの?」の相手への指摘や追及をしない。じつは「相手に対しての指摘や追及は言い放った自分だけがスッキリするだけで、結局相手に不満を押し付けるだけの結果となり、相手にも受け入れたくなくなるし、場の空気が悪くなるだけで意外と問題が解決しずらいものなのです。

その上で、相手の意見も聞いてあげて下さい。相手からも意見が聞ければ、それを元に今後どうすればよいか建設的な話ができて、問題を二人で解決に導いていくことが出来るようになると思います。

自分がどう思っているかを相手に伝えながら、熱く攻撃的にならない心構えが大切です。

❖まとめ
このように「①違いを知って許す ②押し付けない ③我慢の限界を迎える前に正直に伝える」です。 「お互い相手を思いやる平和な生活マナールール」みたいという気持ちで、相手を傷つけないように我慢せずきちんと伝えたいコトを話し合うというのが、幸せな結婚生活を本当の意味で実現する二人のその努力こそがの最大のポイントではないかと思います。この根本が出来ていれば、あとから起こる些細な問題は枝葉でしかないので、きっと二人で乗り越えていけます!! ましてや子育てがあるならさらにグレードアップが必要ですよね。
結々 古里彰康・麻紀子

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