婚活する男性から「上手く話ができない、自信がない、経験がなくてどうしていいのか」という話をよく耳にします。パートナーと結ばれたいと勇気を持ってこの結婚相談所の扉をたたき、なんとかお見合いまでこぎ着けた。でも初めて会う女性と居るだけで緊張するし、何より上手く話せない。。
これじつは高度な技術や習得が必要なのではありません。少しだけ勇気を持って頑張れば何とかできる！と思っているコツを3つだけ実行してみてください！

❖　コツその１　「お会いしてすぐのアイサツ」

最初に結論を言ってしまうと・・その１のこのコツこそが「またお会いしたい」の結果へ導くといっても過言ではないでしょう。つまりこの「お会いしてすぐのアイサツ」は第一印象を決定付ける50％を占めると言えます。その中身として気を付けてほしいのは3つです。
①まず絶対に自分からお相手の女性に声を掛ける！ことです
②モジモジせずに、爽やかに、ハッキリとした声で！声を掛ける
③やっぱり笑顔で！
いかがですか？この３つを意識してみるのは、だれでもチャレンジできる項目だと思います。えっそんなコト？そうなんです、当たり前のような項目ですが、そもそもこれが実践出来ていない、または、やっているつもりでもお相手にはそのようにできていないという男性が割と多いとレポートされているそうです。

人の第一印象は「会って3～7秒で決まる」と言われます。やっぱり良い印象を与えられるかはとても重要ですね。これを逆に「女性の立場に立って考えてみる」と分かりやすいかもしれません。もし、あなたが女性でお相手の男性をお見合い場所で待っていたときに、自分から声を掛けるより先にお相手の男性から声を掛けられたほうがうれしい、ホっとしますよね？小さな声でぼそぼそ挨拶されるより、爽やかでハキハキ挨拶されたほうがちゃんと聞き取れて好感度が持てますね？明るい笑顔で挨拶されると緊張がほぐれて安心してお見合い出来ますよね？

これが出来ないかも、という男性はおそらく「難しそうなテクニック」ではなく「恥ずかしくて出来ない・慣れていなくて出来ない」という方ですね。でも今これをチャレンジしなければいつまでたっても出来ません。役者になったつもりで練習してもイイと思います。とにかくやってみましょう。

❖　コツその２　「会話の中のあいづち」
これは意外な留意点と思われたでしょう。でも簡単なのでやってみて印象アップさせてください。この中身として気を付けてほしいのは３つです。
①笑顔をキープ「聞く」に集中する！
②その際あいづちを打ちながら女性を見て！
③反論せず「共感する」ように返答する！
おしゃべりが苦手というのは仕方がないことですから、せめてニコニコしながら女性のお話を聞いて差し上げて、共感性を持ってあいづちをしましょう。女性の目を見ることもポイント高いです。しっかり話を聞いている、をアピールできますね。ただ目を合わせているだけだと女性に威圧的だと誤解されるので注意です。
これらを実践できれば「無理に話さなくて良いんだ！」と思えてリラックスしてお見合いが出来て、かえって自然に喋れたりするものかもしれません。

それでも「自分から話せるようになりたい！」という男性は・・
①最初にお天気や移動手段など、の話題を振ってみる
②女性の問いかけに返事だけでなく、質問を一つ添えて返す
ということにチャレンジしてください！天気と移動手段は誰にでも共通に話せること、お見合いの一番最初の話題としては話しやすいです。また、こちらから話しかける前にお相手から話を振られる場合があるので、そのときに「はい」「いいえ」で終わってしまうとそこで会話が途切れてしまいます。「〇〇さんはいかがですか？」と何か簡単な質問を考えてお相手に返してみてください。その繰り返しで会話は広がっていきます。もちろん、笑顔で爽やかに忘れずにお願いしますね。

❖　コツその3　「お見合い終わりのご挨拶」

最後も難しいことはありません。「今日は本当にありがとうございました！」と感謝の気持ちを伝えることはとても大切ですね。　ご縁が無いと感じた方にでも「お気をつけてお帰り下さい」と優しく気遣いの言葉をかける。またお会いしたい女性には「私は是非またお会いしたいです！」とハッキリとお相手に好意があることを伝えることは女性側にとっても嬉しいことですから「とっても大切な一言」です。

仮に上手く話せなかった、としても最後きっちり締めることが出来れば30％は挽回できると思って下さい。ここでの印象アップに成功するとどうなるかというと「本当はすごくしっかりした優しい方なのかも。お見合い中は緊張してたんだ、きっと。」と相手が受けとめてくださり失敗をリカバリーできる可能性がグンと上がります。　お見合いが盛り上がらなかったからといって最後まで諦めずにしっかり対応すれば活路が開ける可能性があることを覚えておいて下さい。

そこでちょっと注意：：
①ご縁がないと感じた人に気を使って「またお会いしたいです」を言わない！
②お相手から言われた「またお会いしたいです」を過度に期待しない！

今回は「話しが上手にできない男性」に向けた内容でしたが、自分を口下手だと思っている男性は、自分のことを必要以上に卑下して考える傾向があるように思います。「口下手だからダメだろう」と最初から自分を卑下することなく、自分の出来ること・良いところをお相手に全力で売り込む努力をしてみてください。得手不得手は相手の女性もかならずあることですから。

自分のこの部分をアップグレードしたい！と思う方はこの３つのコツに挑戦してみてください。
こういったことをアドバイスしながら背中を押し続けるのが私たち夫婦の役割です。
結々　古里彰康・麻紀子